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「旧外国人居留地にて」ロールスロイス コーニッシュII
2024.11.15更新_
神戸港の開港とともに、居留地が建設されました。居留地は、外国人が住み、働く場所です。しかし、「神戸港の開港」には間に合いませんでした。1868年9月に、一部の土地が競売されました。
ヨーロッパの近代都市計画技術を使い、J.W.Hart(イギリス人土木技師)は、居留地を設計しました。格子状街路、街路樹、公園、街灯、下水道などが建設されました。敷地は、整然と、126区画に分割されました。この形状は、現在も変わっていません。
土地の永代借地権を取得した後、外国人たちは、すぐに商館の建設を始めました。最初に竣工したのはGutschow & Co.の倉庫(10番地)です。その後、居留地の土地は、1869年、1870年、1873年に次々に競売されました。126区画の土地は、4回の競売により、すべて売却されました。居留地は、数年をかけて完成しました。
当時の英字新聞“The Far East”は、「東洋における居留地として最も良く設計された美しい街である」と、神戸居留地を高く評価しました。15番館(Building No.15)は、明治初期の外国商館の姿を、現在に残しています。この建物は、1989年に国の重要文化財に指定されました。その後、その建物は、1995年の阪神・淡路大震災で倒壊しました。現在は復元されています
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